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夫の年収は800万円、お小遣いは37,000円が「ちょうどいい」 夫と妻、それぞれが考える「ちょうどいい」の定義

英国発の父親向けライフスタイル雑誌であり、日本唯一の“イクメン”雑誌「FQ JAPAN」編集部(株式会社アクセスインターナショナル 東京都渋谷区、発行人:清水朋宏)は、11月22日「いい夫婦の日」の前に、夫婦間での暮らしや家族のサイズやコミュニケーションの「ちょうどいい」を20代~50代で二人暮らし、もしくは子育て中の夫婦430名を対象にインターネット調査を実施した。

晩婚化、少子化、共働き世帯の増加、さらに積極的に育児に参加する父親(イクメン)の増加など、さまざまな背景があり、「夫婦のあり方」も時代と共に変わって来ているが、「いい夫婦」とはどのような夫婦のことを指すのだろうか?「いい夫婦」という言葉からは、夫婦仲が良く、お互いを理解し、尊重し、協力し合い、支え合っている良好な関係にある夫婦というイメージが出来そうだが、そのような内面的な要素以外で、「いい夫婦」と言えるための要素とはどのようなものなのか。

子供の人数や、世帯年収、夫・妻の毎月のお小遣い、また、住まいや所有する車のサイズ、テレビやベッドのサイズなど、金銭や必要なモノに対する感覚、さらには夫、妻の身長や体型、夫婦間でのコミュニケーション頻度など、ライフスタイルに関する意識まで、数値化できる要素を項目別に質問した場合の調査結果は以下の通りとなっている。

<暮らしや家族の「ちょうどいい」サイズ>

◆「ちょうどいい」子どもの数=平均2人
少子化が進んでいる中で、気になる子どもについて「ちょうどいい」と思う人数を聞いてみたところ、全体の平均値は約2人(1.99人)となりました。夫・妻共に最も回答が多かったのは「2人」で全体の約7割(69.1%)、次いで多かったのは「3人(14.9%)」、以降「1人(9.3%)」、「0人(5.1%)」となり、全体の85.6%が2人以上と考えていることがわかりました。また、夫と妻それぞれで「2人以上」の回答率を比較してみたところ、夫は87.4%、妻は83.7%、さらに「0人」の回答では、夫が3.7%だったのに対して妻は6.5%と、妻よりも夫の方が若干子どもを多く欲しがる傾向であることがわかりました。妻の方が、現在の経済環境などをより現実的に見ているという傾向でしょうか。

◆妻が考える、夫の「ちょうどいい年収」=8,140,474円
「ちょうどいい」と思う配偶者の年収について夫・妻にそれぞれ聞いてみたところ、平均値は妻が考える夫の年収で約800万円(¥8,140,474)、夫が考える妻の年収では約500万円(5,036,278)という結果となりました。妻が「ちょうどいい」と思う夫の年収第1位は「801~1000万円(18.6%)」、第2位は「601~700万円(17.7%)、第3位は「501~600万円(16.7%)」となり、全体の約7割(72.1%)が601万円以上という結果となりました。一方、夫が「ちょうどいい」と思う妻の年収第1位は「300万円未満(25.6%)」、第2位は「301~400万円(16.7%)」、第3位が「年収は期待しない」(16.3%)となり、妻の考えとは逆に、夫が考える妻の年収は600万円以下が全体の約8割(78.1%)という結果となりました。また、世帯収入の中心は夫の収入であるという傾向でありながらも、7割以上の夫が妻の収入も意識していることがわかりました。
参考:国税庁の平成23年 民間給与実態統計調査結果では、平均給与は男性504万円、女性268万円

◆「ちょうどいい」夫のお小遣い額=36,995円
配偶者の毎月のお小遣い額についても、「ちょうどいい」と思う金額を聞いてみたところ、妻が考える夫のお小遣い額の平均値は36,995円、夫が考える妻のお小遣い額は36,690円となり、ほぼ同額であることがわかりました。妻が考える夫のお小遣い額第1位は「20001~30000円(27.0%)」、第2位は「30001~40000円(26.0%)」、第3位は「40001~50000円(19.1%)」。
一方、夫が「ちょうどいい」と思う妻のお小遣い額第1位は「20001~30000円(29.8%)」、第2位は「30001~40000
(20.5%)」、第3位は「1~20000円(15.3%)」となり、全体の約8割(79.8%)が、50000円以下と考えていることがわかりました。
ちなみに夫、妻共に「小遣い制に反対」は1%以下と少数派にとどまったことから、小遣い制には基本賛成な姿勢であることも確認されました。

◆住まいは3LDK以上の戸建て、テレビは37~50インチ、寝室にはダブルベッドが「ちょうどいい」

◆夫は妻とくっついて寝たい、妻は夫と離れていたい傾向に!?
住まいのサイズや、テレビやベッドのサイズなど、居住空間に関する項目について聞いてみたところ、まず、「ちょうどいい」と感じる住まいでは、夫・妻共にマンションよりも一戸建てが多数派(一戸建て=63.7%、マンション(集合住宅)=36.3%)となり、妻よりも夫の方が一戸建てを支持する傾向にありました(夫=70.2%、妻=57.2%)。さらに、ちょうどいいと思う住まいのサイズでは、戸建て、マンション共に3LDK以上を支持する声が圧倒的(3LDK以上の一戸建て=58.6%、3LDK以上のマンション=29.1%)となりました。
自宅に置くテレビについて、「ちょうどいい」と思う画面サイズについて、最も多かった回答は「37~50インチ(81.3~127.0cm)」で全体の70.5%、50インチ以下が全体の9割以上(93.3%)を占め、夫・妻共にほぼ同様の結果となりました。
夫婦の寝室に置くベッドについても「ちょうどいい」と思うサイズを聞いてみたところ、第1位は「ダブルベッド(幅1400mm×長さ1950mm)=32.8%」で、夫・妻共にほぼ同率でした。第2位以降では夫と妻で意見が分かれ、夫の第2位は「セミダブル(幅1220mm×長さ1950mm)=28.4%」、第3位は「別々のベッドに寝る=10.7%」だったのに対し、妻の第2位は「別々のベッドに寝る=27.9%」、第3位は「ワイドダブル(幅1540mm×長さ1950mm)=15.3%」となりました。夫は妻と寄り添って寝るサイズを支持する傾向であるのに対して、妻は自分の寝るスペースをしっかり確保できるサイズを支持する傾向であることがわかりました。

◆ちょうどいい車のサイズ=妻は「プチバン」、 夫は「ミニバン」
マイホームと共に、憧れを持つマイカーについて、持つべきクルマとして、「ちょうどいい」と思う車種サイズを聞いてみたところ、夫と妻共に、ミニバン・プチバンの支持率が高いが、夫の第1位が「ミニバン(スライドドアで、3列シートの7~8人乗り/例:日産「エルグランド」、トヨタ「アルファード」など」=25.1%」)だったのに対し、妻の第1位は「プチバン(スライドドアや室内の広さといった「ミニバン」の要素を持つコンパクトカー、2列シートの5人乗り/例:ホンダ「N BOX」、トヨタ「ポルテ」「スペイド」など=20.5%」)という結果となり、妻は燃費や、さらに運転するには大きすぎる「ミニバン」よりは、コンパクトな「プチバン」を支持する傾向であることがわかりました。

さらに、「ちょうどいい」と思う車種サイズを年代別に見てみると、20代は「プチバン」、30代・40代は「ミニバン」、50代では「セダン」を好む傾向にあることがわかりました。

家族旅行についても、「ちょうどいい」と思う頻度を聞いてみたところ、第1位は「半年に1回(46.5%)」、第2位は「年に1回(34.0%)」、第3位は「3か月に1回(16.5%)」で、夫・妻共にほぼ同様の数値となり、ボーナス時期や正月・お盆休みなどを意識している様子がうかがえました。※なお、この設問の「家族旅行」の定義は1泊2日以上の旅行としてお答えいただいています。

◆ちょうどいい身長=夫173.6cm、妻159.5cm

◆ちょうどいい体型=夫・妻ともに“少しやせ型”を支持!
配偶者の身長や体型についても、「ちょうどいい」と思うサイズを聞いてみました。まず、身長について夫が「ちょうどいい」と思う妻の平均身長は159.5cm、妻が「ちょうどいい」と思う夫の平均身長は173.6cmという結果となりました。ちなみに妻が「ちょうどいい」と思う夫の身長第1位は「171~175cm(47.0%)」、第2位は「176~180cm(32.6%)」となり、171cm以上が全体の約8割(84.7%)を占めました。一方夫が「ちょうどいい」と思う妻の身長第1位は「156~160cm(40.5%)」、第2位は161~165cm(27.4%)」となり、165cm以下が全体の約9割(87.0%)を占めました。
次に、「ちょうどいい」と思う配偶者の体型を聞いたところ、ダントツの第1位は「ふつう(64.4%)」、第2位は「少しやせ型(21.4%)」で夫・妻共に同様の結果となりました。夫・妻で回答の比較してみると、夫が思う妻の体型では「ふつう」の回答率が55.3%と、妻の73.5%に対して約18ポイントも少なく、「少しやせ型(25.4%)」、「少しぽっちゃり型(19.1%)」と意見が分散しました。
全体の傾向としては、夫・妻共に「ふつう」が「ちょうどいい」と考えながらも、「少しやせ型」を支持している様子が伺えました。

<夫婦のコミュニケーションの「ちょうどいい」>

◆「ちょうどいい」電話やメールの回数=1日1回以上が7割!

◆「ちょうどいいキス」の回数=1日1回以上が5割!
夫婦間でのコミュニケーション頻度について、複数の項目から「ちょうどいい」と思われているラインを明確にしていきます。まず、夫婦間での電話やメールの回数として、「ちょうどいい」と思う頻度を聞いてみたところ、ダントツの第1位は「1日1回(53.5%)」、第2位は「1日に何度も(14.2%)」、第3位は「週に3回程度(12.8%)」となり、夫・妻共にほぼ同様の数値となりました。
ちなみに「1日に何度も」の中で、最も回答率が高いのは「5回(41.0%)、次いで「3回(26.2%)と、頻度が高く、こちらも夫・妻共にほぼと同様の数値となりました。※なお「メール」には携帯メール、SNS(facebook、mixi、LINE、GREE、モバゲーなど)のメッセージを含むという前提でご回答いただいています。

また、配偶者とのキスの回数についても、「ちょうどいい」と思う頻度を聞いてみたところ、第1位は「1日1回(33.0%)」、第2位は「1日に何度も(13.5%)」、第2位と僅差で第3位は「週に1回程度(13.3%)」で、こちらも夫・妻共にほぼ同様の数値となりました。
「1日に何度も」の中で、回答率が高かったのは「3回」と「5回」で共に24.1%、夫は3回が最多(30.0%)だったのに対し、妻は5回(28.6%)が最多となりました。ちなみに「キスは必要なし」の回答では。妻が31.2%だったのに対して、夫は16.7%と低く、夫の方がキスを必要と考えている様子がうかがえました。

◆「愛している」と言う回数=「必要ない」が約3割/妻の方が「愛している」と言ってもらいたい傾向に

◆一緒にお風呂に入る回数=「必要ない」が約5割/夫の方が「一緒に入りたい」傾向に
配偶者に「愛している」と言う回数として、「ちょうどいい」と思う頻度についても聞いてみたところ、第1位は「「愛している」の言葉は必要ない(33.7%)」、第2位は「1日1回(17.2%)」、第3位は「3ヶ月に1回(14.2%)」で、夫・妻共に同様の傾向となり、キスの回数と比べると、かなり低い頻度が「ちょうどいい」と認識されていることが確認されました。
但し、夫・妻の第2位で比較してみると夫の第2位が「3か月に1回程度(15.8%)」に対し、妻の第2位が「1日に1回(21.4%)」となり、妻の方が「愛している」と言ってもらいたい傾向がみえました。

また、配偶者と一緒にお風呂に入る回数として、「ちょうどいい」と思う頻度を聞いてみたところ、夫・妻共に1位は「一緒にお風呂に入る必要はない」でしたが、以降は夫と妻で差が出ました。夫の第1位は「一緒にお風呂に入る必要はない(36.7%)」、第2位は「毎日(14.9%)、第3位は「週に1回程度(13.5%)」だったのに対し、妻は第1位の「一緒にお風呂に入る必要はない」が55.3%と夫に比べて20ポイント近く高く、第2位は「週に1回程度(19.1%)」、第3位は「月に1回程度(8.4%)」と、夫に比べて低い頻度を「ちょうどいい」と考えていることがわかりました。

今回の調査結果から、夫婦間で金銭や必要なモノに対する感覚、夫、妻の身長や体型など、さまざまな要素で、夫・妻が「ちょうどいい」と考えている数値が確認され、後半の夫婦間のコミュニケーション頻度に関する問いでは、夫の方が妻とのスキンシップを求めている様子もうかがえました。
また、「愛してるの言葉」や「一緒にお風呂に入る」は『必要なし』が最も多いなど、日本人らしいシャイな一面も垣間見えました。
ぜひ、この結果を夫婦でご覧になり、皆さまが「いい夫婦」でいつづけるためのヒントとしてご活用ください。

【調査概要】
・調査タイトル:「ちょうどいい夫婦のサイズに関する意識調査」
・対象者:20~50 代の男女、既婚、世帯年収300 万円以上
・有効回答数:計430 名(男性215s、女性215s)(20 代97s、30 代109s、40 代108s、50 代116s)
・調査期間:2012 年11 月9 日(金)~11 月11 日(日)

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