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主婦に聞いた、「自分の夫はイクメンだと思う」7割 一方、78%が「夫に家事・育児にもっと参加してほしい」 夫の3人に1人が「料理を全く作らない」 妻の6割は「もっと作って!」

ポット型浄水器メーカーのBRITA Japan株式会社(東京都渋谷区)は、20~39歳の3~6歳の子供を持つ主婦1,258名に対し、「家事・育児」に関する意識調査を実施した。

調査結果からは、「イクメン」(積極的に育児を楽しむ男性)は増えている一方、主婦の多くが「もっと夫に家事・育児を手伝ってほしい」と考えていることがわかった。

■ 69%が「自分の夫はイクメンだと思う」

厚生労働省が「イクメンプロジェクト」を立ち上げたり、「イクメン」をテーマにした「書籍」「ドラマ」が登場したりと、すっかり浸透したかと思われる「イクメン」という言葉。イクメンとは、近年ブームとなっている、積極的に育児を楽しむ男性のことですが、その実態はどのようなものなのでしょうか。
主婦に「あなたの夫は『イクメン』だと思いますか?」と聞いたところ、実に69%が「思う」と答えました。また、「あなたのご両親の世代と比べて、『イクメン』は増えていると思いますか?」という質問に対しては、95%が「思う」と回答。「イクメン」は世の中に着実に増えていることがうかがえます。さらに、「夫が家事・育児を手伝うことで助かっていますか?」という質問にも86%が「助かっている」と答え、「イクメン」の増加は主婦の家事・育児の負担を確実に減らしていると言えそうです。

■ イクメンは増えているが・・・妻と夫の家事分担、理想と現実に乖離あり

では、夫は妻の家事をどの程度手伝っているのでしょうか。「夫との家事・育児分担について、それぞれがかけている時間の比率はどれくらいですか?」と聞いたところ、最も多かったのは「妻:夫=9:1」で29%。 以下、「妻:夫=8:2」(29%)、「妻:夫=7:3」(24%)、「妻:夫=6:4」(8%)と続きました。一方、「夫との家事・育児分担について、それぞれがかける“理想の”時間の比率」について聞くと、「妻:夫=7:3」が最も多い結果となり、42%。ついで、「妻:夫=6:4」(25%)、「妻:夫=8:2」(14%)と続き、「妻:夫=5:5」と答えた人も14%にのぼりました。
実際に、「夫に家事・育児にもっと参加してほしいと思いますか?」と聞くと、78%が「思う」と答えました。夫が家事・育児を手伝ってくれることで助かっているとは感じる一方、主婦の本音としては「もっと手伝ってほしい」と感じている人が多いようです。
ちなみに、2010年6月17日のイクメンプロジェクト発足式にて発表された、厚生労働省が取りまとめたデータによると、BRITAの本社があるドイツでは、1週間で家事に従事する時間は妻が371分であるのに対し、夫は180分。すなわち、家事に従事する時間はおよそ「妻:夫=2:1」。日本と比べ、夫の家事・育児への参加が進んでいるようです。

■ 6割が「夫にもっと料理を作ってほしい」

そこで、「あなたの夫に手伝ってほしいと思う家事・育児は何ですか?」と複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「子どもと一緒に遊ぶこと」(82%)。そして、「子どもと一緒にお風呂に入ること」(60%)、「子供への教育・しつけ」(51%)、「掃除」(42%)、「子どもを寝かしつけること」(42%)と「育児」に関する項目が多い結果となりました。そして、その次に多かったのが「料理」で29%。実際に、「夫が料理を作る頻度」を聞くと、「全く作らない」が最も多く32%と3人に1人となりました。以下、「1年に1回くらい」(19%)、「週に1回くらい」(14%)、「1ヶ月に1回くらい」(13%)と続き、夫が料理を作る頻度は低いようです。
そこで、「夫に料理をもっと作ってほしいと思いますか?」と聞いたところ、55%と約6割が「思う」と回答。「夫に作ってほしい料理」について聞くと、「作ってくれればなんでも良い。(39歳・女性)」といった回答が最も多く、「メニューにこだわらないので、とりあえず料理を作ってほしい」と感じる主婦が多いようです。その他、具体的なメニューとしては、「カレーライス」(19%)、「パスタ」(9%)、「チャーハン」(9%)、「和食」(5%)、「お好み焼き」(4%)となり、比較的簡単に作れる定番料理があがりました。
今回の調査からは、イクメンは増えている一方で、妻は家事と育児において、まだまだ夫のサポートを求めていることがうかがえました。

[調査概要]
◆調査期間:2011年7月4日~7月11日 
◆調査対象:20~39歳の主婦 1,258名(株式会社ベネッセコーポレーションが運営する『ウィメンズパーク』の会員)
     ※3~6歳の子供がいて、夫・子供と同居している方 
◆調査方法:インターネット調査 

■ “子育て中のパパ”を川柳にして投稿、「BRITA イクメン川柳」大募集!

そんなイクメンを応援するため、BRITA Japanでは、ベネッセコーポレーションが運営する『ウィメンズパーク』とタイアップし、「BRITAイクメン川柳」を8月1日より募集します。“子育て中のパパ”を<五・七・五>の言葉にのせて川柳にして投稿すると、入賞作には素敵な賞品をプレゼント。入賞作品は『サンキュ!』12月号(11月2日発売予定)で発表します。下記特設WEBページ、あるいは雑誌「サンキュ!」9月号(8月2日発売予定)の専用はがきから応募できます。

応募期間:8月1日(月)10:00~8月28日(日) 23:59
特設ページURL: http://women.benesse.ne.jp/cos/common/brita/

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